2017年11月23日木曜日

大事に大事に11・15嬉しい手ごたえ」 

 園長 金子 智

11月26日の胎内市民音楽祭に向け「かぜ」「ひかり」クラスの子どもたちが練習を始めました。子どもたちは生き生きと練習を楽しんでいます。
 
 園への入り口の電柱に、案内看板を付けました。「子ども園へはこのT字路を右折です。左折です」。園の場所がわかりやすくなりました。
 電柱についた看板を眺めているうちに、看板は曲がり角を教えているだけじゃなくて、「ほら、その角、その角を曲がったところに私たちの園、聖心こども園があるんですよ」と自分の存在を誇らしく語っているように思えてきました。それはとても嬉しいことでした。

 職員が嬉しくてならないと聞かせてくれます。 「園長先生、今まで『消防車』って一語文でお話ししていた子が、『消防車、来た』と二語文でお話しできるようになったんですよ。」
「スプーンを手で持って自分でご飯をすくって、食べることができるようになったんです。」
「自分の気持ちをお友達にはっきりと伝えることができるようになったんです。」
「園長先生、子どもたち礼拝のお話を本当にちゃんと聞けるようになりましたねぇ。」と。

 看板が子ども園を誇っているように見えたのは、私にこのような思いがあるからです。どの子もできることを増やし、健やかさを増しています。そのように導くことができていることが誇らしい気持ちをもたらしてくれているのだと思います。
自画自賛をお許しください。



 11月4日にバザーを行いました。保護者の皆様からは事前準備に、当日の運営に、力を尽くしていただきました。本当にありがとうございました。
 バザー終了後の反省会で、お一人お一人感想を披露くださいました。
「バザーの仕事をして仲良くなれました。」
「仲良くなってお互いの距離が縮まりました。」
「今年の成果を来年につなげたいです。」
「仲間を信じて仕事を進めました。」・・・と。
 その通りだと思いました。確かに互いの心を近づけたバザーだったと思います。

中条中の吹奏楽部のオープニング演奏
大迫力で素晴らしかったです。





 10月30日、作品展振り替え休日に、お母さん方が即売会の準備をしておられました。
 会場の礼拝堂の畳のところではお一人のお父さんが一緒に連れてきた子どもたちの相手をしておられました。そうやって「先生方の休日を尊重しましょう。バザー準備のために預かり保育をお願いすることは見送りましょう」と父母の会で決めたことを実現してくださっていました。「ありがたい」と思いました。頭が下がりました。
 また今年は「バザー当日、預かり保育を行うお子さんの昼食はお家の方が用意してください」とお願いし協力もいただきました。
 どのようにバザーを運営するのが本当なのかを考え、力を合わせてそれを形にしたバザーでした。確かに、「仲良くなり」、「距離が縮まり」、「仲間を信じた」よきバザーであったと思います。

 本当にありがとうございました。

       北風に落ち葉がカサカサ舞っています。 
 

2017年11月8日水曜日

大事に大事に11・1「永遠の努力目標」

園長 金子 智

10月28日の作品展、大勢の皆様が作品に温かい眼差しを向けてくださいました。作品は子どもの分身です。本当にありがとうございました。

今年の作品展のテーマは「うた」です。



 私たちは保育教育の姿勢として「すべての子どもをありのままに受け入れ、心から愛する」と謳い、相手を「心から愛する」というのは永遠の努力目標であると自らに言い聞かせています。

 キリスト教では「自分を愛するように隣人を愛しなさい」と教えます。「あなたの敵を愛しなさい」と教えます。もう少し具体的に言えば「愛とは例えそれがあなたの敵であったとしても相手を深く知り、相手の喜びや悲しみが自分のそれとなるところまで相手と一つとなることです。相手にとって一杯の水が極めて重要であるときに、例えそれがあなたの敵であったとしても、どんな犠牲を払ってもそれを飲ませてあげようとする意志と行動が愛です。」ということです。愛は確かに感情ですが、でもそれだけではありません。愛は知でもあるし、意志でもあるし、行為でもあるということです。
 生身の人間には難きことです。イエス様のご命令は本当に厳しいです。

 お釈迦様は「天上天下唯我独尊」ゆえに、絶対の価値があると教えてくれました。永劫の過去から永劫の未来にかけて私という人間は、一回しか存在しない特殊である。その唯一性一回性ゆえに尊いのだと教えてくれました。
 キリスト教では神様は一人一人に固有に、自分のよさを分け与えてくださっているがゆえに尊いのだと教えています。
 「お互いはかけがえのない存在なのです」という教えは共通です。それを思うとき「心から愛する」というのは永遠の努力目標でなければならないのだと思います。

 至らぬことの多い私たちであることは自覚しています。それでも私たちはそれぞれの立場でどうすることがよいのかしっかりと考え、それをはっきりとさせ、方策をもって、丹念に力を尽くしているのは本当です。「すべての子どもをありのままに受け入れ、心から愛する」をなすべき努力目標として受け止め、そうであろうと力を尽くしているのは事実です。

  保育教育実習をした方から礼状が届きました。
「・・・。今回の実習では3歳児と4歳児のクラスに入らせていただきました。前回、5月の実習では、靴下も自分の力でははけず、片付けの時間になっても遊び続けている子たちがたくさんいました。しかし今回、得意な表情で靴下をはく姿や、保育教諭が声を掛けるとすぐに片づけを始める子、まだ遊び続けている友だちに『もうお片付けの時間だよ。』と声を掛けている姿を見ることができました。4か月間での大きな子どもの成長を感じることができました。・・・。」と。
 お手紙を私たちの保育教育の評価と受け止めました。ありがたく読みました。



  赤く色づいた柿の実が 青空に映えています。