2019年1月15日火曜日

12/26給食


1/15給食


園長便り『大事に大事に」2019年1月15日

安心して 自分のままでいられる
                            園長 金子 智

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。みんなで力を合わせて、よい年にしましょう。
   
 12月24日、業者の方にお願いして園庭のイチョウの剪定をしていただきました。2人が命綱をつけて木にのぼり、樹形を整えながらチェーンソーで枝を切り落とします。それを1人がトラックの荷台に積みます。今自分がどう動くのが一番合理的能率的かを考えて動いておられました。時折小雪が舞う中、テキパキと3人の息のあった仕事ぶりに見とれました。「みんなで力を合わせて」私たちと同じだなぁ、そう思いました。

 12月26日、「ひかり」クラスの子どもたちと卒園生の小学生と「クリスマス同窓会」を行いました。集まった子どもたち一人一人の個性、持ち味はそれぞれですが、どの子も心を打ち開いていました。それが同じでした。夏期学校の時もそう感じました。こども園の「みんなで力を合わせて」の保育教育がこうしているのだと思いました。そう思えていることに気付き嬉しさを味わいました。自画自賛をお許しください。
 私たちが何に力を入れているかと言えば「まず肯定する」、「まずよいところを確認する」ことから始めることです。子どもたちからみれば「まず肯定され」、「まずよいところを探される」のです。だから安心して自分のままでいられます。「私はね。・・・。」、「ぼくはね。・・・・。」安心して自分を出せます。何より目指し、何より実現すべきこと、と考え実行しています。 

お正月休みが終わりました。お孫さんを連れてこられたお家の方と、
「明けましておめでとうございます。」
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
挨拶を交わしました。「今年もよろしくお願いします。」に続けて、
「今年はお正月休みが長くて、」
とおっしゃいますので、「『お正月休みが長い』。確かにそうだ。4日の金曜日1日お休みもらえば、連続6日間のお正月休みだ、きっと『今年は長い休みでゆっくりできてよかった。』ということだな。」と思いました。でも後に続いた言葉は、
「『こども園に早く行きたい、早く行きたい。』そう言って大変だったんです。」
でした。嬉しくお聞きしました。
 お子さんを送ってこられたお母さんは、
「この子、『明日はこども園だね、こども園だね。』と楽しみで 楽しみで、昨日はなかなか寝付けなかったんですよ。」と。
ありがたくお聞きしました。

 お正月休みを終え子どもたちが全力で遊ぶ声が聞こえてきます。お正月、様々楽しいことがあったに違いありません。その楽しさの中にあって「園に行きたい、園に行きたい」と思ったのです。「安心して 自分のままでいられる」からですね。子どもたちからもらった何より嬉しくありがたいお年玉でした。

万両の赤い実がつややかです。

秋の園児遠足①

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