「一人一人に寄り添って」
11名の新入園児を迎え、子どもたちは元気に、伸びやかに新年度の園生活をスタートしました。みなさまどうぞご安心ください。
まずは安全第一に
幼い子どもたちです。自ら危険を察知して行動することはなかなかできません。「環境の安全整備を徹底し、決して子どもから目を離さない、心を離さない」このことを職員一人ひとりが肝に銘じて保育教育に当たります。
安心して園の生活を送れるように
親や家庭から離れての生活です。不安な気持ちを和らげ、安心して園の生活を送れるように「明るい笑顔で」「優しい言葉かけで」「心安らぐスキンシップで」一人ひとりに温かく寄り添います。
小さな進歩を積み重ねて
どの子も日に日に成長の歩みを続けています。
小さな進歩を見逃さないで、小さな進歩を喜びながら、子どもたちの出来ることを丹念に増やしていきます。「ほらできた、できることを増やしたね。おめでとう」と導くことを指導の基本の構えとして保育教育活動を行います。
みんなで力を合わせて
今年も「合言葉」を実行します。保護者のみな様と私たち職員が、意思の疎通に努め、信頼を深め合い、力を合わせてこそ、子どもたちの健全な成長を図ることができます。みんなで力を合わせて子どもたちの成長を助け、喜び合いましょう。
4月9日(月)礼拝の後、今年度から入園したお友達が
元気いっぱいごあいさつしました。
4月4日子どもたちが登園してきました。
この日から新しいクラスです。靴箱の場所も変わりました。お部屋も変わりました。先生も変わりました。
登園してきた子がお母さんと新しいお部屋にむかいました。お母さんとの別れ際この子は、「うわ~ん、うわ~ん。」泣き出しました。
登園してきた子がお母さんと新しいお部屋にむかいました。お母さんとの別れ際この子は、「うわ~ん、うわ~ん。」泣き出しました。
新担任は泣いているこの子を抱きあげ、話しかけ、あやしました。
厨房の中の様子をあやしながら見せていると、厨房の戸が開きました。
「ほら、ビリビリしてごらん(破ってごらん)。」
厨房の職員がカレーの空き箱を手渡しました。
厨房の奥から、
「がんばって~。」
声がかかりました。
「ひかり」の部屋の前に立つと、気が付いた「ひかり」クラスの担任が部屋の奥の方からこの子に大きく手を振りました。
「ほら、みて、グッピーだよ。かわいいねぇ。」
担任が玄関の水槽を指差すころにはもうすっかり泣き止んでいました。笑顔が戻っていました。
先生もお部屋も変わりました。さぞ不安だったことでしょう。でも頑張りました。一生懸命乗り越えました。新担任はまっすぐこの子に気持ちを向けていました。みんなでこの子の頑張りに声援を送りました。
レンギョウの鮮やかな黄色 希望の春です。
園長 金子 智