相手の喜び、希望になる嬉しさ
園長 金子 智
10月6日の運動会に向け、子どもたちと先生方が練習を楽しんでいます。どうぞみなさんでお出かけください。お待ちしています。
9月14日は「おじいちゃん、おばあちゃんとふれ合う日」でした。たくさんのおじいさん おばあさんが来園くださいました。本当にありがとうございました。
「きょうね、村上のじいちゃんくるんだよ。」
玄関で首を長くして待つ子がいました。
「きたきたきた。じいちゃん、じいちゃん。」
ガラス越しに手を振ります。孫を認めたおじいさんも、笑顔満面手を振りました。
後半礼拝堂で、子どもたちがおじいさん おばあさんに歌をプレゼントしました。心を込めて歌いました。「百才の歌」です。
♪百まで生きたらいいだろな 大きなケーキにローソクを
百本立てて食べるんだ どんどん大きくなるからね
そのうち必ず追いつくよ おばあちゃんもおじいちゃんも元気にまっていてね~♪
伸び伸びした明るくきれいな歌声でした。おじいさん おばあさん目を細めて聴いていました。
大きな「ありがとう」の拍手をいただきました。
次の日の朝、お孫さんを送ってこられたおばあさんが帰りしな「百才の歌」の楽譜を手に「あんまりいい歌なのでコピーしてもらいました。」と聞かせてくれました。子どもたちと祖父母がまた一つ喜びを深め合った集いでした。
先日教会関係の研修会を行い、夕食のお弁当を私の同級生のお店に頼みました。同級生のよしみでしょうか、心を込めて作ってくれたことがよくわかりました。嬉しくて次のような礼状を書きました。
「・・・。『油ののったこんなに大きな鮭が入っているよ。』、『こんなにたくさんの品数1000円じゃできないね。』、『ぼくの同級生のお店なんですよ。』、『そうですか、そうですか。』、『こんなによくしてもらって、金子さんからお礼を言っておいて下さい。』。みなさん喜んでくれました。とても鼻が高かったです。ありがとう。」と。
同級生の奥さんから返事がきました。
「すっかり涼しくなり秋を感じるこの頃です。嬉しいお言葉で、明日もまた料理作りに精がでます。本当にありがとうございました。」と。
返事をいただき嬉しくなりました。心近づき、親しさを増した嬉しさですが、でもそれだけではないように思えてなりません。「なんだろう、何を嬉しいと感じているのだろう」自問自答しているうちに気づきました。「ありがとうございます」相手が喜んでくれたということです。
相手の喜び、希望になる、こんなに嬉しいことはありません。子どもたちの歌声が、おじいさん おばあさんの喜び、嬉しさ、希望になったのですね。こんなに嬉しいことはありません。
一年の仕事を無事終えた田が ひと安堵しています。
2018年10月1日月曜日
5/1園長だより 「応答関係が安心をもたらす」園長 金子智
子ども達と私たち職員とすっかり仲良しになりました。近くなった快さを味わっているのは子ども達も私たち職員も同じです。 今年卒園した子ども達に「『お話し聴いて。』と言われたら『いいよ。』と返事して、一生懸命お話しを聴くことが大事なんだよ。」と説いて聞かせてきました。子どもた...
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