2024年4月15日月曜日

4/15園長だより 「一人ひとりに寄り添って 「伸びやかな子ども」に」園長 金子 智

新入園児のみなさん、ご入園おめでとうございます。在園児のみなさん、進級おめでとうございます。子どもも大人も私たちはみんな大事な大事な仲間です。うんと仲良くしましょうね。

お父さんお母さん、おじいさんおばあさん、子どもたちは元気に、伸びやかに新年度の園生活をスタートしました。どうぞご安心ください。

まずは安全第一に

 幼い子どもたちです。自ら危険を回避することはなかなかできません。「環境の安全整備を徹底し、子どもから目を心を離さない。」そして、「常に子どもの健康状態を察知する。」このことを私たち一人ひとりが肝に銘じて保育教育に当たります。「安全に優先するものはない。」と心して当たります。 


安心して園の生活を送れるように

 安心は活動のエネルギーです。子ども達はお家から離れての園生活です。不安な気持ちを和らげ、安心して園の生活を送れるように「明るい笑顔で」「優しい言葉かけで」「心安らぐスキンシップで」一人ひとりに温かく寄り添います。





小さな進歩を積み重ねて

 どの子も日に日に成長の歩みを続けています。

 小さな進歩を見逃さないで、小さな進歩を喜びながら、子どもたちの出来ることを丹念に増やしていきます。「ほらできた、できることを増やしたね。おめでとう。」と導くことを指導の基本の構えとして保育教育活動を行います。

みんなで力を合わせて

 今年もお家の皆さんと私たちで合言葉「みんなで力を合わせて、子どもの方をしっかり向いて、大事に大事に育てましょう。」を実行しましょう。保護者のみな様と私たち職員が、意思の疎通に努め、信頼を深め合い、力を合わせると、自分の持ち味を伸び伸び発揮する「伸びやかな子ども」になっていきます。これは実践上の事実です。

 子どもたちの健全な成長を目指し、みんなで力を合わせて子どもたちの成長を助け、喜び合いましょう。どうぞよろしくお願いします。



 黒のトレーナーに身を包んだ、ならし保育中の男の子が、私の所に来て、泣きべそをかきながら、

「おかあちゃん、もうすぐ来る? おかあちゃん、もうすぐ来る?」

と繰り返しました。

「もうすぐ来るよ。もうすぐ来るよ。」

そう言うと小さく小さくうなずきました。

 「おかあちゃんがきたら、園長先生、おかあちゃんに『お母さん、がんばりましたよ。本当にがんばりましたよ。』と言うからね。」

今度は大きくうなずきました。

 「時計の長い針が12の所に行くとおかあちゃんが来るよ。あと10分だよ。あと10分。」

「あと10分? あと10分?」

この子繰り返し繰り返しホールに戻りました。

 お母さんが玄関をくぐった瞬間、この子の顔がパアッと輝きました。



春耕の響きもまもなくです。


5/1園長だより 「応答関係が安心をもたらす」園長 金子智

子ども達と私たち職員とすっかり仲良しになりました。近くなった快さを味わっているのは子ども達も私たち職員も同じです。      今年卒園した子ども達に「『お話し聴いて。』と言われたら『いいよ。』と返事して、一生懸命お話しを聴くことが大事なんだよ。」と説いて聞かせてきました。子どもた...