園長 金子 智
あけましておめでとうございます。お正月休みを終え、どの子もにこにこ笑顔で登園してきました。嬉しい嬉しいお正月だったのですね。
始園式で話したことです。
【3学期が終われば、みんな一つずつ上のクラスになります。「ひかり」クラスさんは小学生になります。一つずつ上のクラスになりますからできることがまた増えます。嬉しいですね。
3学期はときどき自分ができることをお家の人の前で指を折って数えましょう。
「お祈りができるでしょ。ひと~つ。」、「箸をもてるでしょ。ふた~つ。」「パジャマに着替えることができるでしょ。み~っつ。」、「靴下を一人で履くことができるでしょ。よ~っつ」、「『お願いします。』って、丁寧な言葉でお願いできるでしょ。いつ~つ。」、「『おはようございます。』とあいさつできるでしょ。む~っつ」、「お友達の前で大きな声でお話しできるでしょ。なな~つ。」、「先生のお話しをちゃんと聞けるでしょ。や~っつ」と。
するとお家の人は「まだあるよ。脱いだ着物をたためるでしょう。ここの~つ。靴をそろえて脱げるでしょう。とぉ~。」と教えてくれます。
3学期はこれをときどきやりましょう。するとできることが増えます。不思議だけど本当に増えます。それにこれをやると嬉しくなります。だから園長先生もこれをします。先生たちもします。みんなで一緒にやりましょう。】と。
お家のみな様、ご協力をお願いします。
今年最初に雪遊び!
1月9日、礼拝の後、希望者が多い中「お正月楽しかったこと」を各クラス2人発表しました。
ステージに上がった子どもたちは背筋を伸ばし、前をむいて、いい姿勢で自分の番を待っていました。自分の番になるとその姿勢で、語尾までみんなにはっきりと聴き取れる声でお話ししました。
「お正月、温泉に行って楽しかったです。」
「村上のおじいちゃん、おばあちゃんの家でお泊りして楽しかったです。」
「新幹線に乗って楽しかったです。」
「お餅を10個食べました。」
もじもじ体をよじったり、先生に体を寄せて頼る姿はありませんでした。聴く子もお友達の話しに聞き入っていました。どの子もみんな立派でした。職員みんなで感心しました。この姿をお家の人にも見せてあげたいと思いました。
楽しかったお正月です。どの子にも話す内容はあります。しかしそれだけではこの姿は生まれません。みんなの前でちゃんとお話しできる力を身につけていなければできません。「お友達は私のお話を聴いてくれる」という安心もなくてはなりません。みんな私のお話を聴いてくれているという確かな手ごたえがこの安心感に姿を変えます。
話す子、聴く子、発表会は子どもたちみんなの成長を肌で感じた出来事でした。
1年間のまとめの3学期、みんなで力を合わせて、ますます良い子に育みましょう。
ひかりクラスが中心になり「郵便屋さんごっこ」をしました。
寒波に鍛えられる「なにくそ魂」です。