2018年10月1日月曜日

園長便り「大事に大事に」2018年10月1日

相手の喜び、希望になる嬉しさ
                            園長 金子 智

10月6日の運動会に向け、子どもたちと先生方が練習を楽しんでいます。どうぞみなさんでお出かけください。お待ちしています。

  9月14日は「おじいちゃん、おばあちゃんとふれ合う日」でした。たくさんのおじいさん おばあさんが来園くださいました。本当にありがとうございました。

「きょうね、村上のじいちゃんくるんだよ。」
玄関で首を長くして待つ子がいました。
「きたきたきた。じいちゃん、じいちゃん。」
ガラス越しに手を振ります。孫を認めたおじいさんも、笑顔満面手を振りました。

 後半礼拝堂で、子どもたちがおじいさん おばあさんに歌をプレゼントしました。心を込めて歌いました。「百才の歌」です。

♪百まで生きたらいいだろな 大きなケーキにローソクを
百本立てて食べるんだ どんどん大きくなるからね
そのうち必ず追いつくよ おばあちゃんもおじいちゃんも元気にまっていてね~♪

 伸び伸びした明るくきれいな歌声でした。おじいさん おばあさん目を細めて聴いていました。
大きな「ありがとう」の拍手をいただきました。

 次の日の朝、お孫さんを送ってこられたおばあさんが帰りしな「百才の歌」の楽譜を手に「あんまりいい歌なのでコピーしてもらいました。」と聞かせてくれました。子どもたちと祖父母がまた一つ喜びを深め合った集いでした。


先日教会関係の研修会を行い、夕食のお弁当を私の同級生のお店に頼みました。同級生のよしみでしょうか、心を込めて作ってくれたことがよくわかりました。嬉しくて次のような礼状を書きました。

「・・・。『油ののったこんなに大きな鮭が入っているよ。』、『こんなにたくさんの品数1000円じゃできないね。』、『ぼくの同級生のお店なんですよ。』、『そうですか、そうですか。』、『こんなによくしてもらって、金子さんからお礼を言っておいて下さい。』。みなさん喜んでくれました。とても鼻が高かったです。ありがとう。」と。
 同級生の奥さんから返事がきました。
「すっかり涼しくなり秋を感じるこの頃です。嬉しいお言葉で、明日もまた料理作りに精がでます。本当にありがとうございました。」と。

 返事をいただき嬉しくなりました。心近づき、親しさを増した嬉しさですが、でもそれだけではないように思えてなりません。「なんだろう、何を嬉しいと感じているのだろう」自問自答しているうちに気づきました。「ありがとうございます」相手が喜んでくれたということです。

 相手の喜び、希望になる、こんなに嬉しいことはありません。子どもたちの歌声が、おじいさん おばあさんの喜び、嬉しさ、希望になったのですね。こんなに嬉しいことはありません。

 一年の仕事を無事終えた田が ひと安堵しています。

秋の園児遠足①

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